daisuke kubota's diary

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Acer Iconia W3 レビュー

木曜日に買ったIconia W3のレビューを行うことが出来ましたので、報告します。

ディスプレイ

解像度は1280x800とWindows8の10インチタブレットでよくある解像度で8インチでもそんなに細かくて見えにくいといった印象はありません。ただし、開封レポでも書いたのですが液晶が安っぽくギラギラしているのでそれのせいで若干目が痛いかもしれません。純正の保護シートがアンチグレアになっているっぽいのでシートをはると若干マシにはなります。晴れた日の下で使うのは難しいかもしれませんね。
タッチ操作に関してはそもそもデスクトップを使う場合は10インチでも操作は厳しいですが、ディスプレイが小さい分それより若干難しくなっています。アイコンのクリックやタッチキーボードなどは問題ありませんがブラウジング時にリンクをクリックするなどは結構誤爆します。私は今のところ置いて使う場合はBluethoothマウスを使うようにしています。また、キーボードもBluetoothキーボードを使っています。
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スピーカー

スピーカーはステレオスピーカーが横に置いた場合は右側に2つあるのですが、まあこんなものだろうって感じの音です。可もなく不可もなしって感じですね。家で音楽や動画を鑑賞する場合はBluetoothスピーカーや3.5mmイヤホンジャックを使ってヘッドホンやスピーカーを繋いで使うのがよさそうです。

ストレージ

ストレージはeMMCの64GBですが、リカバリ領域もあるため49.3GBとなっています。そこにOSも入るため実際に使えるのは30GB前後になります。最低限必要になるかなと思うアプリケーションを入れたら26GBになったため、32GBのmicroSDをAmazonで購入しました。
購入したmicroSDはこちらです。

Transcend microSDHCカード 32GB Class10 変換アダプタ無し (無期限保証) TS32GUSDC10

Transcend microSDHCカード 32GB Class10 変換アダプタ無し (無期限保証) TS32GUSDC10


それぞれのベンチマークを取りました。
内蔵eMMC
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microSD
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外部インタフェース

micro USB

microUSBが1つあるのですが、残念ながらmicroUSBからの充電は不可能でした。
microUSBは結構使うがってが悪いためmicro USB->USBハブもAmazonで購入しました。これが結構便利で外付けのキーボードやマウス、Blu-rayドライブの接続も可能になります。
購入したUSBハブはこちらです。

このUSBハブはバスパワーのみで動作するのですがいろいろ試そうと思い、いくつかのものを接続テストしてみました。

  • マウス、キーボード

普通に使えました。

  • Blu-rayドライブ

ディスクの読み込みは問題なく行えますが、残念ながらBlu-rayの鑑賞は不可能でした。

  • ワンセグ/フルセグTVチューナー(BUAFFALO ちょいテレ・フル DT-F120/U2)

BUFFALO USB2.0用 地デジチューナー ちょいテレフル DT-F120/U2

BUFFALO USB2.0用 地デジチューナー ちょいテレフル DT-F120/U2


アプリやドライバのインストールが必要ですが普通に動きました。電波状況さえ問題なければフルセグの視聴も可能でした。やるなAmto Z2760!
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micro HDMI

『ARROWS Tab Wi-Fi QH55/J』にはなかったのですが、Iconia W3にはあります。ということでmiroHDMI-HDMI変換アダプタもAmazonで購入しました。
Officeも入っているので意外とプレゼンなどでも使えるかもしれませんね。
ここで少し間違ったなと思ったのがmicroUSBとmicroHDMIはすごく近くて購入した変換アダプタでは干渉してしまいました。 刺せないことはないのですがなんだかなーって感じになります。
購入したアダプタは以下なのですが、コードが付いているものや普通にHDMI-microHDMIケーブルのほうがいいかもしれません。

しかし、なぜかHDMIとUSBを同時に接続すると、Iconiaがフリーズしてしまい、電源長押で再起動するしかなくなってしまいます。
アダプタが悪いのかそもそもIconiaが悪いのかの切り分けがまだできていません。
接続したディスプレイは問題なくフルHD接続できました。
※こちらは変換アダプタの相性問題だったようです。解決しました。

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3.5mmイヤホンジャック

まあ、普通のイヤホンジャックです。横にした場合は右側のスピーカー側にあります。

Windowsエクスペリエンス

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Intel Atomによくある感じの全体的に低く、そのなかでもプロセッサとグラフィックが低い結果ですね。
ただし、用途によってはこのくらいの結果でも全然問題ありません。

ゲーム用ベンチマーク

『ARROWS Tab Wi-Fi QH55/J』では起動すらしなかったのですが、MHFベンチマーク(絆)が動作しました。
ベンチマーク結果は以下のようになりました。

解像度 スコア
1280x800(FullScreen) 89
640x480(Window) 209

まあ、ゲームはできませんね。1280x800に関しては1FPSあるのかも怪しかったです。ただ、起動してベンチマーク結果が取得できたということに感動しました。

その他気になった点

充電中や使用中は結構熱を持ちます。特に最近の猛暑のなかだから気になるのかとも思いますが、冷房が効いた部屋でも持つのをためらうレベルでした。
ただし、熱を持つのは縦に持った場合は上側、横にした場合は左側が熱くなり、逆の部分はまったく熱を持っていないといえますので、縦で使って下側を持つと問題ないのかなって感じました。そして、『ARROWS Tab Wi-Fi QH55/J』でもこの問題があったので特にIconiaが悪いって点でもありません。
『ARROWS Tab Wi-Fi QH55/J』と比較してディスプレイを除けばかなり納得なガジェットではないかと思います。しかし、この手のガジェットはディスプレイを見続けるので結構これはクリティカルなのかなとも思います。買おうと考えている方は店頭で確認したほうがいいですね。

初めての8インチWindows8タブレットってことでディスプレイやHDMIでフリーズするといったいくつかの問題がありましたが、なかなかよいものかと思えました。
このくらいのサイズ感(分厚さも)でCore iシリーズで出してくれないかな〜と願っています。